被災地の女性に、お母さんに、スタッフに届け女性支援情報!!

被災地周辺 産婦人科関連情報

【青森県 弘前地区】

 弘前大学医学部附属病院産科外来並びに周産母子センター (3月23日)

 弘前大学医学部附属病院産科外来並びに周産母子センターには、現在までおよそ10名の方が被災地から紹介受診され、今後も増加することが予想されます。また計画停電や物資不足に伴い、近隣の産婦人科医院からも帝王切開予定の患者さんが急遽紹介となっています。しかし、勿論当院でも十分な物資が確保されている訳ではありません。最近はコスト削減を錦の御旗にできるだけ院内在庫を少なくするという風潮にあり、例えば被災後に確認したところ術場の帝王切開セットはたった3件分しかないという状況でした。今は術場もいろいろ掻き集めて帝王切開に支障がでないように頑張ってくれていますが、その他にも検査試薬の在庫不足のため病態把握のために必須の検査ができないなどまだまだ状況は好転していません。また年度末の人事異動にも影響が出ており、4月着任予定の産科医師の到着が大幅に遅くなり、他のグループから補ってもらってのスタートになることも決まりました。こうした中でもこの地域のハイリスク妊婦は、そのほとんどが当科に集中しております。いつも通りの診療体制が確立されるにはまだまだ時間を要する実状を、来院される妊婦さん達には是非ご理解頂けたらと考えています。

(弘前大学附属病院産婦人科 横山良仁、樋口 毅)

 弘前大学附属病院産婦人科不妊外来の実情です。(3月18日現在)

 弘前大学医学部附属病院不妊外来は、体外受精・胚移植に関する培養液や体外受精・胚移植に使用する物資の供給停止により体外受精・胚移植および人工授精を中止させて頂いております。現在院内にある培養液の在庫も4月始めの分までしかなく、それ以降の培養液供給については全く目途が立っておりません。被災地の患者さんでも是非とも妊娠を希望する、今だからこそ妊娠を希望したい、生理を整えたいという患者さんが多くおられるのですが、残念ながら満足のいく治療をすることが出来ないのが実情です。

 また内視鏡外来では、腹腔鏡手術に使用する機器の不足により、定時手術を行うことができません。大変申し訳ありませんが、緊急手術以外は対応できない状態です。患者さんたちにはご迷惑をおかけ致しますが、ご理解頂ければ幸いです。」

(弘前大学附属病院 産科婦人科 福井淳史)

 弘前大学附属病院一般外来、腫瘍外来(3月18日現在)

 一般外来では薬剤の処方期間の短縮(原則的に1週間)が避けられない状況です。また、ある種の画像検査(PET-CT)も中止しています。計画停電等の施行が無ければ外来診療は通常通り行っていますが、確認の電話をした方が良いかもしれません。また、腫瘍外来では災害地域からの癌等による化学療法施行中患者さんの受け入れ依頼は薬剤在庫に限りが有るため難しい状況に有ります。電話確認が必要と思われます。なお、手術も医療資材不足から現時点で来週いっぱいは定期的な手術は中止しています。物流の回復に伴い著しく改善する可能性はありますが、皆様には現状を御理解していただければ幸いです。」

(弘前大学附属病院産婦人科 横山良仁、樋口 毅)

 

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